生きる力を身に着ける

岐阜県関市で治療からトレーニングまでできる、「本気」で治したい人のための接骨院【たかふじ接骨院】事務員MAYUです。

  

最近のブログ投稿は、こんな講演聴いてきました!が多い・・・ですが、聴いたことを忘れないように、自分でも思い返せるよう、良いことはお伝えしたい!ということで書かせてもらっています(^^)

 

今回は、九州大学で『自炊塾』という最終的には自炊できるようにする、そんな授業をやってみえる比良松 道一先生の講演を聴かせて頂く機会がありました。

 

そのお話を少し☺


家族そろって食事をするメリット


家族で、仲間でなど、誰かとの食事は、コミュニケーション。

作る人がいて、食べる人がいる。

食べることで体は出来ていきます。

 

作る人は、食べてくれる人を思って作る。

体は自分だけのものではないのです。

健康でなくなれば、それだけで今ある当たり前の生活が崩れます。

一家の大黒柱が倒れれば、今の収入はなくなる。

ご飯を作ってくれるお母さんが倒れれば、今出てきているご飯は出て来なくなる。

 

だからこそ、食事を大切に。


食材についても聞きました


『土が良くないと葉はよくならない』

つまり、体がしっかりしてないと、体に現れる病気や不調はよくならない。

 

いくら病気の治療をしていても、基になる体に栄養がなければよくなるものも良くならない。

しっかり栄養のある食事をとれるのが理想ですね(^^)

 

野菜などの食材は、昔に比べて栄養価が減っていたり、ものによっては遺伝子組み換え食品だったります。

良い食品を見極めて、そのものを買う。

そのことによって、農家さんを応援することにもつながるんだということを言われていました。

 

ついつい安いモノに手がいきがちですが、地産地消の新鮮なものを買うことで安全な食材を作ってくださっている地元の農家さんを応援する。

安全なものを選びたくても、農家さんがいなかったらそれはできません。

今、農家さんは人口の3%を切っているそうです。

とても少ないですよね。


自分で生きていける能力を身につける


『はなちゃんのみそ汁』という映画をご存知ですか?

はなちゃんのお母さんが、乳癌で亡くなってしまうんです。

生きているうちにはなちゃんに色々なことを教えていくんですが、その中で取り上げられたのが

『みそ汁を作れるようになること』でした。

 

みそ汁さえ作れれば大丈夫。

そう考えていたお母さんは、はなちゃんが5歳になった日から、毎日6時に起きてみそ汁を作ったそうです。

鰹節から出汁を取って・・・。


なぜ味噌汁なのか


国立ガン研究センターの研究結果です。

みそ汁を飲まない人、飲む人でも1日に何杯飲むかで比較してあります。

 

他にも大豆製品を意識して摂っていると、乳癌にかかりにくいとも言われています。

大豆のイソフラボンが良い影響をもたらしているということみたいですね。

 

なので、アジアから欧米に移民した集団では、乳癌の罹患率が高くなるそうです。

 

日本にいるなら、みそ汁や大豆製品を意識して摂れるようにできるといいですね(^^)


まとめ


子どもは、いずれは親元を離れて生活する時が来ます。

 

その時に、自分で何も作れなかったら?

ご飯が炊けなかったら?

 

買えばご飯を食べる事はできます。

でも、それではお金がかかる、バランスが崩れるなどがあります。

また、食事を通してのコミュニケーションも欠けていきます。

 

せめて、自分で自分の身体を作る為の食事くらいは管理できるといいですよね。

 

『医も、食も、農も、自然も、すべてつながっている』

 

私も子どもが成長する過程で、台所に立つ機会を増やしていきたいと思います(^^)

 

いつも読んでくださってありがとうございます。

 

担当:事務員MAYU