岐阜県関市で治療からトレーニングまでできる、「本気」で治したい人のための接骨院【たかふじ接骨院】の院長JUNでございます。
昨日6月20日に「立甲を体験しよう・習得しよう!!」という身体操作系のワークショップセミナーを当院にて開催しました!!
狭い院内で、参加した5名の男性の皆様は裸になって自分の肩甲骨を確認(笑)
最後には押し合いやその他いろいろとたかふじ接骨院お馴染みの勝負シリーズを終了しましたね(^^)/
感覚的に変わった方もいれば、よくわからずに悶々とされている方もいましたね(^^;)
立甲の習得意義
立甲の習得意義はいろいろあります。
障害予防だったり、肩甲骨の可動域の拡大とありますが、個人的に一番思うことは
「力んで肩が上がる現症の抑制」
だと思います。
力んで身体を固めて動いてしまうことを、立甲による操作や脇の意識形成を行っていくことで、力みのない柔軟でしなやかで連動性や分節性のある動きに変えていく…
そんなことが立甲を習得していくことで可能になって来るんじゃないかと思います。
「力んでしまう」が習慣化していくと…
力む=筋の収縮が強い
⇩
筋肉の柔軟性が欠如していき、硬くなる
⇩
血流低下、栄養不足
⇩
〇筋肉の微細損傷が起きやすくなり、ケガしやすくなる。
または
〇収縮感が強くなると、交感神経が優位になり、身体が興奮状態になりやすく、睡眠時に交感神経からリラックス時に働く副交感神経に切り替わることが難しくなり、疲労回復や組織回復が阻害されやすくなる…
なんて考えられます。
となると、立甲を習得していくことは、それなりに意味があることなのかなと思えますよね。
立甲は「ゴール」ではなく、「手段」
立甲は「甲腕一致」を覚えるための手段。
甲腕一致は肩甲骨と上腕骨の軸が一直線になる状態。
この状態をゼロポジションともいいますが、インナーマッスルが働きやすくなり、肩関節の負担が軽減し、上肢の操作性が向上します。
なので、立甲がしっかりコントロールできるようになってきたら、その感覚を色んな動作に応用させることをしていくことで、障害予防やパフォーマンスアップにつなげていく…
なので、立甲が出来て満足してるようではいけません!!(笑)
出来て当たり前!!となれるように頑張りましょうね(^^)/
今後もこういった身体操作系のワークショップセミナーを開催するつもりなので、ご興味のある方は是非是非ご参加くださいね(´・ω・`)♡
担当:JUN