岐阜県関市で治療からトレーニングまでできる、「本気」で治したい人のための接骨院【たかふじ接骨院】のJUNです。
最近、バク転が出来るようになりました。
写真は練習の時の様子(笑)
実際に自分が出来るようになるまでの過程が、当院でのトレーニング指導の際にやってることと同じ様な感覚でした。
そのことを書きたいと思います。
バク転のやり方・理屈
実際にバク転をやってる動画はFacebookやインスタにアップしているので、ページ最下部にリンクが貼ってあるのでそこから見て下さいね♪
今回、バク転をやると決めてからネットでいろいろ調べました。
今はネットで調べたら何でもすぐわかりますよね。
YouTubeでも「バク転のやり方」、「1日で出来るバク転講座」などなど…
仕事の合間にいろいろ見まくってました。
今回、実際にバク転をやってみて必要だと思った要素を書き出してみます。
⇩
【筋・柔軟性】
●腕立て出来るくらいの筋力
●ブリッジ出来る体幹部の柔軟性
●手首の柔軟性
●ある程度のジャンプ力
【バランス・感覚・操作】
●壁逆立ちが出来る
●ブリッジが出来る
●ロンダートが出来る
●側転が出来る
後は「恐怖心」をどこまで克服できるか。
やり方はネットでいろいろ書いてますが、
①まずはバンザイ
⇩
②手を振り下ろすと同時に空気椅子
⇩
③手を振りあげる反動とともに空気椅子のまま斜め後ろに飛ぶ
⇩
④振り上げた手を伸ばしきって、目線は振り上げた手の方向を見る
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と、床に手が接地してロンダートや側転の時のように床を押す感じで身体を起こしてくれば「バク転」…
理屈はこんな感じなんです。
出来る人にとっては本当にこんな感じなんですよね(笑)
さあやってみよう!!
先程書き出した要素はあらかじめあったし、理屈も頭には入っているから出来るかなーって思ってましたが、
全然出来ませんでした…(´;ω;`)
SNSでいろんな方からのアドバイスを頂き、めげずにYouTubeを見ながら練習してました。
が、なかなか出来なくてしょんぼりしてました。
何故だ!
何故なんだ!!
立った状態からブリッジもできるし、恐怖心もそこまでないし、自分では後ろに飛んでるつもりなのに・・・
そんなことを患者さんと話していたら、
「補助つけてやりましょうよ!!」
と言われて、治療は後回しでバク転の練習をすることに。
補助の力を借りてバク転に近い形を続ける事数分
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あっけなく出来てしまいました(笑)
今までのはなんやったんやと思うくらい出来てしまいました。
ちなみに補助についてくれた患者さんは45歳でバク転できる方でした(笑)
何が欠けて・抜けていたのか?
今回、バク転の練習をするにあたって、
「何が欠けて・抜けていたのか」
を考えてました。
それは
バク転の手前の動き・バク転っぽい動き
だったのかなと自分としては思いました。
でもそれは補助が無いと出来ないことでした。
奥さんに補助をお願いしてましたが、うまく出来ず(そりゃ仕方ないよね)、自分で何とかやってみようとしてました。
斜め後ろに飛ぶこと自体はベッドで練習して出来てる…
立った状態でのブリッジで手を出す感覚も分かる…
でも、これらを繋げることがどうしても出来なかった…
だから補助をつけて、それらを繋げる動きであるバク転の手前・バク転っぽい動きを補助をつけて体感する必要があったんだと思います。
後は筋力や柔軟性やその他感覚は備わっていたので簡単に出来ました。
でもここまでに至る過程って、いつも僕がトレーニング指導してる時にやってることと同じでした。
目標の動きに近づけるために少し難易度を下げる、嚙み砕く、分解する
ウチでトレーニングを行う際に
「この動きは出来た方がいいよー」
というものをやります。
それが出来ない場合、それに近い動作か、その前段階の操作といった少し難易度を下げたり、その動きを分解したような内容をやってもらいます。
例えば、先程の写真の「かえるバランス」が出来ない場合は、肩甲骨の操作である「立甲」を教えます。
※立甲とは??(関連ブログです。)
その立甲をやっていくにも、いろんなプロセスがあったりします。
それをハイハイの動作や、腕立ての動作だったりと、かえるバランスと近い上肢の使い方をする動作を学習してもらいます。
分からない場合はさらにレベルを下げたり、手取り足取りやったりします。
そうやって、出来なかった動作を学習して習得してもらい、競技だったり、日常生活へと繋げていきます。
今回のバク転も同じで、成功させるための色んな前段階をしっかり踏んでやっていけば、もっと安全にスムーズに出来たんじゃないかなと思ってます。
あんまり焦って、我流でやってると身体を痛める事になるのは十分に身をもって味わいました(笑)
最後に
あと今回分かったのは
バク転は危険
という事です(笑)
こんな感じで
⇩
首の周りの強さに自信が無い方は特に注意!!
もしやりたい!!ってなって練習される場合は、マットを準備したり、補助してくれる人をお願いするなど安全な環境をしっかり整えた状態でやりましょうね(^^;)
無茶しないように(笑)
ケガしたらウチに来てね♡
担当:JUN