· 

成長痛の原因 【湿布貼って治すのはやめましょう!】

岐阜県関市で治療からトレーニングまでできる、「本気」で治したい人のための接骨院【たかふじ接骨院】の院長JUNでございます。

 

接骨院やっていて、お子さんの身体の痛みで

「成長痛だと思うんですけど・・・」

という親御さんの言葉をよく耳にします。

 

でもそれって本当にそうなの?

 

とまずは疑問に思い、身体の動きをチェック!!

 

チェックしてみると、症状は出るべくして出ている痛みの場合が多かったりします・・・

 


そもそも成長痛ってなんだ?


「成長痛」

 

というワードで検索すると色々出てきます。

 

例えば・・・

 

 

【成長痛とは】

子供(3~5歳くらい)が夕方から夜になると膝などの痛みを訴えるが、朝になるとケロッとしており、検査をしても原因が見つからない。このような時に「成長痛」と診断されます。

子供は筋肉や骨・関節が未完成なのに、非常に活発に動きます。

そのため疲れがたまって痛みの原因となる

と考えられています。

 

という様に説明されていたり、

 

 

成長痛は10代の前半の12歳を超えると子供の体から大人の体へと変化させるために、体内で性別にあったホルモンを分泌して男の子は男性の体に女の子は女性の体へと変化させます。

男女ともに成長ホルモンの分泌によって促進される体の変化ですが、其の体の変化についていけずに体の一部に痛みや不具合を出すことがまれにあります。

その不具合の一つにあるのが成長痛であり、

成長ホルモンの分泌によって性別問わずに体が大きくなるのですが、

その変化についていけずに体に痛みが生じる関節痛

です。

 

 

と説明があったりと・・・。

 

痛みを訴える箇所やケースや年齢でいろいろ違うんだと思います。

 

 

 

では【たかふじ接骨院】どうなのか・・・

 

当院では親御さんには必ず

栄養不足と身体の歪みや使い方

の2つが問題ないのかを問診・チェックしていきます。

 

 

今回は身体の歪みや使い方についてお話しますー(ΦωΦ)

 


身体の歪みと使い方による影響


ネットから画像を拝借させて頂きました(^_^;)

 

成長痛かな?という症状で来院するお子さんのほとんどが①の様に正しい動きができていないです!!

特に症状がある側の下肢が②~④のような姿勢でしか出来ないことが多いです。

 

 

②は膝が内側に入ってしまっていて膝関節が捻じれている状態。

 

③は膝が内側に入り、さらにつま先が外側に開いていて足関節と膝関節の捻じれが強い状態。

 

④は膝や足関節は一見真っ直ぐに見えますが、股関節や骨盤の位置が悪く外側に突き出ていて、膝も少し捻じれている状態。

 

 

 

こんな動きを続けていたら腰や股関節や膝や足首に負担かかりますよね(^_^;)

これは正面から見た姿勢ですが、横から見た姿勢でも背中や骨盤・股関節の動きなどと確認すべき重要なポイントはたくさんあります。

 


【まとめ】 「痛み」だけを見るのでなく、「原因」を把握する


いかがでしょうか?

 

「成長痛」と言っても、ブログ前半で書いたように、成長過程で骨格的な問題や成長ホルモンの関係で症状が現れたり、また栄養不足で痛みが出やすいことなどいろんな原因があるかと思います。

 

でも、当院でチェックしている中で身体の歪みや使い方がうまくいっていない子がほとんどです。

 

 

痛み」は身体から発せられた「危険信号」だと思って下さい。

 

 

ただ湿布や薬で痛みをごまかして、痛みが無くなったからなんとなく「治った」ではなく、そんな時こそ一度お子さんの身体の状態がどうなっているのか詳しくチェックしてあげてください。

 

そうしてあげることで歪みやケガの予防に繋げていただけたらと思います。

 

 

担当:JUN