今回は「アイシング」について・・・。
最近、試合後や練習後やケガした時にセルフケアでアイシングしている選手の姿が増えていて、プロスポーツ選手やスポーツ少年団の子でも、昔の「ケガは気合で治す」という時代から考えると、セルフケアの意識はかなり変わりましたよね(;^ω^)
そんな「アイシング」ですが、なんでもかんでも冷やせばいいのか?
最近では
「アイシングはしない方がいい!」
と考える方も増えてきました。
今日は「たかふじ接骨院」ではどうなのか?そんな話をしていけたらと思います。
アイシングの必要性に関してはネットで調べれば出てきますが、今回このブログを書くときに参考にした記事を下記に載せておきます。
⇩
参考にm(__)m
当院としては「ケースバイケース」で・・・
当院では、症状に応じてアイシングするかしないか判断してます。
例えば写真の水色のTシャツを着た男性の方の場合ですが、
自宅で小さなお子様の為に床に敷いてあったクッションマットにお茶をこぼしてしまい、それを踏んで滑って転倒した際に右足関節を捻挫されて来院。
来院時は捻挫した直後。
患部の腫れは少しだけだったけど、歩くのはかなりつらそうな状態。
ではこの方に積極的にアイシングしたかというと、
ほとんどアイシングしませんでした。
患部の最小限の範囲を10分だけ、電気治療とともにアイシングしただけなんですが、10分後はアイシング前よりむしろ歩きにくそうな印象でした。
では何をしたかというと、
リリース(筋膜や組織間)とストレッチ
です。
施術後は普通に歩けるようになり、翌日来院した際には痛みがなくなったから週末の琵琶湖に遊びに行けると言って喜んでいました(^^♪(笑)
施術の大まかな内容は、捻挫で歪んだ関節の位置を整えたり、防御反応などで硬くなった組織の動きをよくしてあげることを重点的に行いました。
ある程度関節の動きを整えてあげれば、捻挫の痛みって取れるんです。
運動は無理でも、足がつけれないくらい痛い捻挫でも、しっかりと動きを作って整えてあげればちゃんと体重が乗せれるようになります。
昔みたいにガチガチに固定して長期間安静にして治すことしなくてもいいケースも多くあります。長期間の固定は関節可動域の低下・筋力低下につながり、運動や日常生活復帰を遅らせてしまうため、当院では固定で治すということはしません。
僕の経験ではありますが、捻挫での痛みの原因は患部が炎症しているから感じることはもちろんですが、
捻挫によって歪んだり、硬くなった筋による関節の位置異常が一番の原因だと思っております。
何でもかんでもアイシングをするべきではないんですよね。
もちろん状態によっては、アイシングをするべき症状もありますが、間違ったアイシングの仕方やアイシングのし過ぎで筋や軟部組織・関節が硬くなってしまうことって結構あるんです。
過程の冷蔵庫にある氷をそのまま使うとか、保冷剤を使ってるとか・・・。
ダメな理由としては「冷えすぎてしまう」からです。
冷凍庫から出した氷は、水と一緒にして温度を上げるとか、理想は製氷機の氷を使うなどなど・・・。
今はネットで調べればいろんな情報が手にはいりますが、よくわからんって時は実際に知ってる人に聞くのがいちばんです。
これってアイシングしたらいいか分からないって時はご連絡を・・・・。
担当:髙藤潤