腰痛予防や再発予防などでよく行われている
「腹筋」
「腹筋」といっても、クランチやレッグレイズやらプランクやらたくさんあります。
腹筋を頑張って鍛えてらっしゃるそこのアナタに質問ですが、
腹筋を
「上・下」
に分けて使うことってできていますか?
今回は当院で、腰痛や骨盤の歪みに対するホームケアでお伝えしているエクササイズをお伝えできたらと思います。
この「エアーレッグプレス」というレッグレイズ系の腹筋のトレーニングですが、これを下腹部のでこなせるか!?という点。
上腹部(みぞおち辺り)が優位に働くと、胸郭(肋骨)の正常な動きを邪魔してしまい、姿勢としては円背姿勢(いわゆる猫背)のようになってしまいます。
例えばそれがランナーさんだったら、胸郭がうまく動かせなくなり、レース後半に姿勢が乱れてしまい、顎が上がって体を無理に反らして走るような状態になるかもしれません。
他にもゴルフでも、上腹部をガチガチに力を入れると上半身が全然回らなくなります。
なので、腹筋は「上・下」に分けて使う必要性があるんです。
当院でチェックする患者さんのほとんどは下腹部は使えていません。
自分の体なのにどうやって力を入れるのかが分からない状態なんです。
それでいいの(-ω-)?
良いワケがありません(;^ω^)
やってみて全然できなかった方は素直に当院へ・・・。
担当:髙藤潤