あなたは
「膝とつま先を同じ方向に向けて動かせますか?」
①の写真の様であればOKなんですが、
②の写真の様に膝から下の下腿部を外に向けないと踏み込めないという方がいらっしゃいます。
②の動作は非常に危険で関節に負荷がかかる動きとなります。
膝の関節内には車輪とレールの様な構造があるんですが、②の状態はレールから脱線しようとする力がかかってしまいます。
車輪やレールは=関節軟骨だったり軟部組織だったりします。
なので、この動きを繰り返すことで関節にどんどん負荷がかかってしまします!
②の状態の方は、若い時はある程度筋量も柔軟性もあるので無症状の方もいますが、年齢を重ねるうちにカバーしてくれているモノがなくなり、症状が現れていき、関節を破壊しだします。
これが最近では子どもに多くみられます(-_-;)
この状態でスポーツをやればケガのリスクは増えていくかと・・・。
成長痛もこれが関係していることがほとんどです。
②の下腿部が外側に向いてしまっている、内側へ動かせない状態を当院では「下腿外旋症候群」と呼んでいます。
下腿外旋症候群を改善させるには、固まってる組織を動くようにして、下腿を内旋させる動きを覚えさせることをしなければいけません。
この考えは当院の治療の基礎となっている「リアライン・コンセプト」からきています。
写真のように正しい動きをしっかり指導させていただいております。
写真の男の子が履いているのは「リアライン・バランスシューズ」というもので、関節の正しい動きを学習しながらトレーニングできるものです。
問題がある子は全くバランスが保てません。
これから寒くなって身体の動きが悪くなりケガのリスクが増えるかと思います。
その前に一度自分がちゃんと動けているか確認しましょう!!