当院の膝の施術では
皮膚をつまむ
ということをします。
目的は皮膚や皮下脂肪を筋肉から剥がして組織間の滑走性を向上させるために行っています。
今回のブログはそんなお話です。
つまんでいるのは「皮膚」?細かく言うと・・・
細かくいうと皮膚と皮下脂肪の間には「浅筋膜」、
皮下脂肪と筋の間には「深筋膜」というものがあり、それらを剝がしています(;^ω^)
また、どれぐらい動いているかの「チェック」という目的もあります。
膝に痛みを抱えている方や変形している方、O脚の方は膝関節周囲の皮膚が突っ張ってつまめないという方が多いかと思います。
膝裏はもちろん表も側面も、膝を曲げているときも伸びてる時も
どんな時でも皮膚はつまめる状態が理想です。
もちろんつまんだ皮膚の痛みが無い状態で・・・。
つまんで痛みが強い方というのは動きが悪く皮膚や皮下脂肪が筋肉と癒着しているということになります(-_-;)
あなたの皮膚はいかがでしょうか?
皮膚・皮下脂肪というのは思ったより柔軟性がありません!
例えるなら財布や靴に使われる「皮製品」と同じようなものなんです。
そんな「皮製品」のような組織が伸び縮みする筋肉に癒着すると筋肉は伸びないし、力を入れても縮みにくく力が入りにくい状態になります。
「あなたの皮膚はつきたてお餅のようにビヨーンと伸びますか?」
ちなみに、癒着はストレッチだけでは解消しきれません。(※癒着防止にはなります!!)
巷でよく聞く「筋膜リリース」というローラーやボールで筋肉上をゴロゴロと転がすことでリリースできると謳っているものもありますが・・・。
強くやりすぎて組織を破壊して逆効果になる場合があります。
※別名「挫滅マッサージ」と呼んでます
当院でも強くやらずに上手に適度に使用してね(^^♪
と指導させていただいております。
膝だけに限らず、患部と思われる箇所や気になる・突っ張る箇所があれば、一度皮膚をつまんでみましょう!!!
担当:JUN
同業者の方へ
このリリース技術は
組織間リリース®(ISR)
と言います。
「リアライン・コンセプト」を進めていく上で軟部組織の滑走性を取り戻していくことは必要不可欠です。
この技術はISRセミナーで習得可能です。
岐阜では「リアライン・デバイス」はあるけど「リアライン・コンセプト」で施術しているセラピストの方少ないんです(´;ω;`)
是非一度ISRまたはCSPTを受講しましょう♪
詳細はこちらから